脳男

脳男のレビュー

• [S]

  連続爆破テロ事件の犯人を追う刑事・茶屋（江口洋介）は、犯人の潜伏先にて一人の男・鈴木一郎（生田斗馬）と出会う。容疑者として捕らえられた鈴木だが、その異様さにより精神鑑定を受けることになる。精神鑑定の担当医・鷲谷（松雪泰子）は鈴木に様々なテストを行う中で一つの結論にたどり着いた。彼には感情がない――
  推理ドラマ作品ですが、アクションシーンも多く、グロテスクな表現もありますので、そういった表現が苦手な方はびっくりするかもしれません。しかし、鈴木一郎を演じる生田斗馬さんの演技に私は引きこまれましたね。最初はどうなるんだろうというワクワク感から、次第に物語が進むにつれて彼の行動が理解できるようになるのもそうですが、単純にアクションシーンも迫力ありました。推理もののサスペンス映画だけでなくそういった要素も好きな方は楽しめると思います。それと松雪さんは影のある役がはまりますね。

  好きな登場人物　鈴木 一郎

• [K]

  感情がない天才、鈴木一郎（生田斗馬）とは一体何者なのか？殺人容疑で捕らえられた彼は、本当に犯罪者なのか？彼の生い立ちを探っていくごとに明らかになる、鈴木一郎の正体。
  全体的には、けっこうグロテスクで恐いシーンも多いですが、主人公の鈴木 一郎、また彼の担当医である鷲谷（松雪泰子）、この二人の人生や苦悩など、考えさせられる作品でもありました。

  好きな登場人物　鷲谷 真梨子