作品情報
- タイトル
- チーム・バチスタの栄光
- 原作本
- 海堂尊『チーム・バチスタの栄光』
- 監督
- 中村義洋
- 脚本
- 蒔田光治/斉藤ひろし/
- 出演者
- 吉川晃司/阿部寛/竹内結子/他
- 製作年度
- 2008年
- 上映時間
- 118分
- 製作国
- 日本
チーム・バチスタの栄光のレビュー
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[S]
心臓移植の代替医療である「バチスタ手術」は成功率60%という難しい手術であったが、その手術を27件連続100%の成功を収めてきた医師”桐生恭一”(吉川晃司)を始めとする7人の「バチスタ手術チーム」があった。しかしながら彼らはこの3件立て続けに手術に失敗――つまり、患者を術中死に追いやってしまう。その原因を解明しようと病院の院長である高階(國村隼)は、同じ病院内の医師”田口”(竹内結子)にその内部調査を命じた。ただ、田口はその原因を解明できず、内部調査に行き詰まってしまう…そんな折、彼女の前に厚生労働省の役人を名乗る男、白鳥(阿部寛)が現れこういうのであった。「これは事故なんかじゃない、殺人だ」…
医療現場で起こるドラマは、比較的雰囲気が重たくなる作品が多いと思いますが、この作品は違った印象でした。医療という専門的な世界を外から見ているのではなく、あくまで医療現場が題材のサスペンス映画という印象です。話の筋も”お医者様”というより身近な人間という親近感がよりそのような印象を持たせてると感じました。そういう観点からも見やすい作品だと思います。サスペンス性も抜群のおすすめ映画です。好きな登場人物 白鳥圭輔
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[K]
コメディ要素がけっこう入っているサスペンス映画という感じでおもしろかったです。術死の原因の調査を依頼された田口医師(竹内結子)が原因究明をしようと奮闘するのですが、調査自体がけっこうマヌケな感じで笑えます。その後、阿部寛演じる厚生労働省の役人、白鳥が出てきて原因究明に力をかすのですが、白鳥の異様に高圧的な感じと、田口医師のおっとりした駆け引きがけっこうおもしろいです。
でも、笑える部分だけでなく、全体的なサスペンスとしてのストーリーもしっかりしています。私は、最後の最後まで犯人がわかりませんでした。好きな登場人物 桐生恭一
笑える度 | 推理度 | 医師の個性度 | おすすめ度 | 合計 | |
S | 7点 | 8点 | 8点 | 8点 | 31点 |
---|---|---|---|---|---|
K | 7点 | 7点 | 7点 | 7点 | 28点 |
平均点 | 7点 | 7.5点 | 7.5点 | 7.5点 | 29.5点 |