作品情報
- タイトル
- ゴールデンスランバー
- 原作本
- 伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』
- 監督
- 中村義洋
- 脚本
- 鈴木謙一/林民夫/中村義洋/
- 出演者
- 柄本明/ベンガル/渋川清彦/堺雅人/竹内結子/吉岡秀隆/劇団ひとり/濱田岳/他
- 製作年度
- 2010年
- 上映時間
- 140分
- 製作国
- 日本
ゴールデンスランバーのレビュー
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[S]
偶然にもアイドルを暴漢から助けた事で一躍有名になった青柳(堺雅人)は、2年が過ぎた今でも、街を歩けば行き交う人に気付かれるほどであった。青柳の地元仙台で首相のパレードが行われようとしていたその日、青柳は大学時代の友人の森田(吉岡秀隆)から釣りに誘われる。久しぶりの再会に意気揚々の青柳とは対照的に、森田は真剣な顔つきで「おまえ、オズワルド(ケネディー暗殺事件の実行犯とされる人物)にされるぞ」と言い出す。話が飲み込めず困惑する様子の青柳のまさにその時、すぐ近くで行われている首相パレードの方角から大きな爆発音が聞こえてきた…
堺雅人さんが演じる、主人公青柳の少し間が抜けているキャラクターがとても面白かったです。普通なら「えっ!!」と驚くような状況でも冷静な口調で話しだして、それがかえって物語に引き込まれます。何にしろ開始10分で物語が大きく動き出し、あとはずっと心つかまれたままでした。サスペンス要素のあるドラマではあるのですが、実際はそれが本筋ではないというのがこの映画のうまいところだと思います。最後まで目が離せないおすすめの映画です。好きな登場人物 青柳雅春
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[K]
ある事件の濡れ衣を着せられた主人公、青柳雅春の逃亡劇で、かなり勢いのあるストーリー展開の映画です。
最初の方は、誰が味方で誰が敵なのか、一体誰を信じたらいいのかわからなくなってしまいますが、話が進むにつれて、青柳には絶対的な味方がいることに気付かされます。どれだけ、濡れ衣を着せられ容疑者にされようとも、全く疑うことなく彼の無実を信じ続ける、仲間や家族の存在には、ちょっと気持ちが温かくなりました。好きな登場人物 青柳平一
心温まる度 | サプライズ度 | 逃亡度 | おすすめ度 | 合計 | |
S | 8点 | 9点 | 9点 | 8点 | 34点 |
---|---|---|---|---|---|
K | 7点 | 8点 | 9点 | 7点 | 31点 |
平均点 | 7.5点 | 8.5点 | 9点 | 7.5点 | 32.5点 |