作品情報
- 原題
- Insomnia
- 監督
- クリストファー・ノーラン
- 脚本
- ヒラリー・セイツ
- 出演者
- アル・パチーノ/ロビン・ウィリアムズ/ヒラリー・スワンク/他
- 製作年度
- 2002年
- 上映時間
- 118分
- 製作国
- アメリカ
インソムニアのレビュー
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[S]
ロサンゼルスのベテラン刑事ドーマーは、アラスカで起きた少女殺人事件の応援に同僚のハップともにその地を訪れる。ドーマー到着後からすぐに彼の手腕で事件捜査は進展していくのだが、彼は事故で誤ってハップを射殺してしまう。しかし彼は過去の事件で証拠捏造の容疑をかけられている最中でもあり、その調査もハップが兼ねていたため、事故の事を周囲に言い出せない。ましてや少女殺人事件の犯人がハップを殺したとまで言ってしまう。自責の念と白夜のせいで不眠(インソムニア)に陥るドーマーであったが、そんな折りに少女殺人事件の犯人から「同僚を殺したのを見たぞ」という電話が彼にかかってくる・・・
アラスカではなく北欧に行ったことがありますが、白夜はほんとに明るいです。何日間も不眠に陥り、だんだんくたびれて行くドーマーを演じるアル・パチーノがすごいです。容疑者や周りの人間から情報を聞き出し事件真相に近づいて行くサスペンス部分にも引き込まれます。雄大で穏やかな景色のアラスカと残酷な事件と道を踏み外していくドーマーとの対比が独特の雰囲気を作り出しているのが、おもしろいと感じました。好きな登場人物 ウィル・ドーマー
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[K]
個人的にロビン・ウィリアムズはすごく好きなんですが、珍しく悪役で出ていたので不思議な感じがしました。でも、意外と役にはまっていて新鮮で、こういう役もたまにはいいのかな、という感じがしました。やはり演技がうまいということでしょうか。
この映画は、敏腕刑事ウィルと犯人ウォルターの駆け引きが見ものだと思うのですが、アラスカの"白夜"が映画全体の雰囲気を、更に謎めいた雰囲気にしているように思えます。白夜と自分の犯した失敗のせいで眠れなくなるウィルの眠気や気だるさ、頭がぼんやりしていく様子が、すごく伝わってきて、見ている方まで、真実が何なのかわからなくなってしまいます。好きな登場人物 エリー・バー
スリル度 | サプライズ度 | 不眠度 | おすすめ度 | 合計 | |
S | 6点 | 7点 | 9点 | 7点 | 29点 |
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K | 6点 | 5点 | 9点 | 6点 | 26点 |
平均点 | 6点 | 6点 | 9点 | 6.5点 | 27.5点 |