ダークナイト ライジング

ダークナイト ライジングのレビュー

• [S]

  「ダークナイト」に続く本作品。シリアスでダークなストーリーとして評価の高いこのバットマン三部作ですが、要所要所で原作ファンを楽しませるような世界観のシンクロが嬉しいところです。本作で私が一番そう感じたところは、物語の中盤からまさに「荒廃したゴッサムシティ」がストーリー上から自然と発生していくところでした。その世界観にマッチすることで、バットマンをはじめとするキャラクターの存在感がより活かされてたとも感じました。
  前作より8年後の世界を描いており、役作りや設定も手伝って主人公ブルース・ウェインは少しくたびれたような風貌です。ただし今回の「バットマン」三部作の最初「バットマンビギンズ」公開からちょうど8年の月日が実際に経っており、ある意味リアルな時系列ですね。漫画の実写版はハードルが高いといわれますが、成功した一つの代表ではないでしょうか。

  好きな登場人物　ジョン・ブレイク

• [K]

  バットマンシリーズの完結編。
  バットマンを引退したブルース・ウェインでしたが、新たな敵の出現についに動きだします。映画全体の流れとしては、中盤あたりからどんどん盛り上がってきて、最後は思わぬ結末が待っているという感じです。
  今回は、キャットウーマンといわれる新たなキャラクターも出てきたりして、それもまたおもしろいです。キャットウーマン役のアン・ハサウェイさんのスタイルの良さに惚れ惚れしてしまいます。

  好きな登場人物　セリーナ・カイル／キャットウーマン