作品情報
- タイトル
- アルジャーノンに花束を/まごころを君に
- 原作本
- ダニエル・キイス『アルジャーノンに花束を』
- 原題
- Charly
- 監督
- ラルフ・ネルソン
- 脚本
- スターリング・シリファント
- 出演者
- リリア・スカラ/クレア・ブルーム/レオン・ジャニー/他
- 製作年度
- 1968年
- 上映時間
- 103分
- 製作国
- アメリカ
アルジャーノンに花束を/まごころを君にのレビュー
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[S]
1968年製作の同名小説原作の作品。半世紀ほど前の作品でありながら、その内容は色あせておりません。2000年にはカナダ、2006年にはフランスでリメイクされたほどです。(日本でも2002年にテレビドラマ化されました。)精神遅延のある男が知能発達の手術を受けるところから物語りは始まるのですが、「結局幸せとはなんだろうなぁ」というのを問いかけられているような作品でもあります。だからと言って、構えて深く考えて見ないといけないという事ではありませんが、そんな問いかけを今の時代で見ても通用するような良作と言えます。途中に主人公の男がやさぐれるシーンがあるのですが、その表現方法がとても斬新(当時でも斬新だったのでは)で衝撃的です。しかし伝えたい事がしっかり伝わってくるので感心させられました。そういう視点で見ても楽しい魅力的な作品だと言えると思います。
好きな登場人物 チャーリー・ゴードン
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[K]
だいぶ前に、小説『アルジャーノンに花束を』を読んだことがあったので、借りてみました。この小説を基にした映画はいくつかあるようなのですが、私が借りたのは、一番古いものだったようで、1968年に作られたアメリカ映画です。
ストーリーは、ほぼ小説と同じで、やっぱりなかなか考えられたストーリーだなと、感じました。簡単にいうと、精神遅滞の主人公チャーリイが、ネズミで成功した脳手術を受け、徐々に知能が上がっていくが、果たして彼の運命は・・・、という感じの話です。
一度、日本でもドラマ化されたことがあるので、ストーリーを知っている方も多かもしれませんが、この映画の一番の見所は主演の方の演技力だと思います。第41回アカデミー賞で主演男優賞も受賞されているようで、なかなかの演技を見せてくれます。好きな登場人物 チャーリー・ゴードン
切ない度 | 考えさせられる度 | 主演の演技派度 | おすすめ度 | 合計 | |
S | 7点 | 6点 | 9点 | 6点 | 28点 |
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K | 6点 | 6点 | 9点 | 5点 | 26点 |
平均点 | 6.5点 | 6点 | 9点 | 5.5点 | 27点 |